竹富島

コバルトブルーの海と赤瓦の伝統家屋が美しい島

竹富島(たけとみじま)


竹富島は、自転車なら1時間ほどで1周できるぐらいのコンパクトな島で、赤瓦屋根の伝統的な民家が並ぶ風景で知られています。水牛車で、集落を巡るのがこの島ならではの楽しみです。また、美しい海とビーチも魅力的で、海水浴、シュノーケリング、ダイビング体験を始め、夕暮れプライベートサバニなどアクティビティも充実しています。
船便に合わせて乗合バスが運行しています。港以外から乗る場合は予約制になっています。島内にはレンタカーはありませんので、移動は自転車が便利です。島内の道路は起伏が少なく、走りやすくなっています。集落内だけなら、徒歩でも十分楽しめます。
環境保全活動のため、入島料300円が必要です。石垣港離島ターミナル、竹富港に券売機が設置されています。
島の名前は、琉球から八重山諸島にやってきて、竹富島に井戸を掘り、初めて里を開いたといわれる他金殿(タキドゥン)に由来し、ダキドゥンが訛ってタケトミとなった言われています。
所在地沖縄県八重山郡竹富町
標高21メートル
面積5.43キロ平方メートル
人口約350人
周囲9キロメートル
アクセス飛行機で羽田空港から石垣島まで約3時間15分、船で石垣島から竹富島まで15分程度
歴史・文化竹富島には先史時代の遺跡がなく、人が住み着いたはっきりとした痕跡があるのは12世紀以降である。西表島・石垣島など八重山諸島の他の島には先史時代の遺跡があるので、竹富島にも先史時代から人が住んでいた可能性も否定できない。
12世紀から16世紀のグスク時代には、集団の支配者が現れ、土器や鉄器も使用された。
その後、他の八重山の島々同様、琉球や薩摩の支配、マラリアの流行、第二次世界大戦時の空襲など、苦難の歴史をたどる。大戦後は、美しい自然と伝統文化が評価され、観光地として発展して行く。
ただ、現在においては人口350人に島に、年間50万人の観光客が訪れ、オーバーツーリズムの問題を抱えている。2019年5月には、一般財団法人竹富島地域自然資産財団が設立され、この問題への対処が試みられている。島を訪れる際は、島の人々の生活に配慮し十分マナーを守った上で、観光を楽しみたいものである。
自然島内には、コンドイ浜、カイジ浜など美しいビーチが点在している。カイジ浜は別名星砂の浜とよばれ、星砂を見つけることができる。また、105mの長さの西桟橋は、夕日の名所として知られている。桟橋の先まで行くと、海の中に立っているような感覚を味わえる。水の透明度が高く、桟橋の上から泳いでいる魚を見ることができる。
自然豊かな島内では、様々な珍しい生き物や植物を観察することができる。琉球アカショウビンは、大きなクチバシと赤いボディが特色の野鳥で、4月から9月ごろまで島に滞在している。機敏に猛スピードで飛び回る。シロハラクイナは、お腹が白くペンギンのような姿をしたクイナ。警戒心が強く、見かけてもこちらの気配を感じると猛スピードで走り去る。
枝から長い花茎をたれ下げ、ピンク色の可憐な花を咲かせるサガリバナ。一夜にして散ってしまう。6月から9月ごろ、森の木陰などで見られる。サクラランは、白とピンクの星型の花を咲かせるツル性植物で、こちらも6月から9月ごろ、森の木陰で見られる。
特産品・グルメ人気ナンバーワンのランチは、やはり八重山そば。豚や鶏のガラでとったあっさり出汁に太めの麺、島胡椒との相性も抜群。島の南部に車エビの養殖場があり、島内のレストランで食べることができる。特に、エビフライは絶品。その他、島のフルーツを使った、ジュース、スムージー、かき氷などもおすすめ。
お土産品は、島の木の実や貝殻を使ったアクセサリーなどがある。

☆竹富島の観光スポット☆

コンドイ浜

白い砂浜と澄み切った青い海が美しい、島で最も人気のあるビーチ。遠浅で、潮が引くと沖合まで砂浜が現れる。波が静かなので、子供連れでも安心して楽しめる。トイレ・更衣室が完備されており、夏場にはビーチパラソルのレンタルもある。街からは、乗り合いバスが出ている。/td>

赤瓦屋根の集落

島の中心部の集落には、白砂が敷き詰められた道沿いに赤瓦屋根の伝統的家屋が並んでいる。この一帯は、重要伝統的建造物保存地区に指定されている。集落内の「あかやま展望台」は、集落内で唯一の2階建ての建物で、屋上から家屋群を一望できる。
この伝統的町並みを水牛車で巡るのが竹富島名物。ガイドが奏でる三味線の音色を聞きながら、のんびりと街並みを眺めることができる。

喜宝院蒐集館

喜宝院の住職が集めた、竹富島の歴史・民俗資料約4000点を展示する施設。文字が無かった時代の記号である藁算(ワラサン)、ミンサー織、琉球時代の切手など、貴重な資料が展示されている。2007年には、ここに展示されている竹富島の生活用具が、国指定重要有形民俗文化財に指定された。

☆竹富島の宿泊施設☆

星のや竹富島

広大な敷地の中に、伝統的建築基準に基づいて建てられた48棟の赤瓦屋根の客室がサンゴ砂が敷き詰められた白い道に沿って並んでいる。家の周りを囲う石垣「グック」も忠実に再現されており、まさにここはもう一つの集落である。
客室棟は、ズーキ「ご家族での滞在に最適な広さの家」、カジョーニ「開放的なお風呂が特徴のモダンな家」、キャンギ「肌触りの良い琉球畳の縁側がある家」、トーナチ「ゆとりある造りで、ご高齢の方やお子様連れにおすすめの家」の4種類に分かれている。
ダイニングでは、沖縄の食材を使用しフレンチの技法を取り入れた「沖縄ヌーヴェル」を味わうことができる。また、専用のスパ棟があり、様々な地元の素材を使用したトリートメントが受けられる。

ホテルピースアイランド竹富島

集落北端の静かなエリアにあり、プライベートな時間を過ごせる全室コテージタイプのホテル。客室は、スタンダートツイン(26㎡)、コネクトルーム(26㎡x2部屋)、ファミリータイプ(33㎡)の3種類。内装には、沖縄の伝統的素材や琉球漆喰を使用している。天井が高く、開放感があり、広い中庭は星空観察に最適。ファイミリータイプの部屋には洗濯乾燥機も完備している。
食事は、朝・夕食ともに地元食材を使ったメニューが提供される。

茜屋

洋室と和室のスイートの2室のみ小さな宿。それぞれ、赤瓦屋根に広い縁側とプライベート庭付き。洋室には、バショウで編んだベッド、和室には沖縄産のイグサを使った琉球畳が敷かれている。食事の提供は無く、島内の食堂や居酒屋を利用。
至れり尽くせりなサービスは提供せず、ゆったりとした時間を過ごしてもらうことを“おもてなし”とする宿。

☆関連リンク☆

竹富町観光協会(外部リンク)

☆画像リンク☆