壱岐

長崎県古代歴史ロマンと絶品島グルメ

壱岐(いき)


壱岐は、博多港から高速船で70分、玄界灘に浮かぶ小さな島です。福岡からは比較的手軽に出かけられる旅行先です。魏志倭人伝に一支国として登場し、朝鮮半島から九州に渡る海上の拠点として発展しました。島内には、5世紀~7世紀の古墳280基が点在し、古代のロマンを感じることができます。
また、古事記に登場する神様「月讀尊(つくよみのみこと)」を祀る月讀神社をはじめ、150以上の神社があり、パワースポット巡りに訪れる人も増えています。
対馬暖流の影響で一年を通して温暖で、夏は涼しく冬は暖かい過ごしやすい気候で知られています。壱岐島内には、沖縄にも負けない美しいビーチが点在しており、夏は海水浴やマリンスポーツも盛んです。
観光のベストシーズンはやはり夏(7月~8月)、海水浴客でにぎわいウニ・アワビ・剣先イカなどの海産物も旬を迎えます。観光客が減ってくる秋(9月~11月)は、まだまだ旬の食材も多く、涼しくなって街歩きもしやすく、のんびり過ごせる季節です。
島内は道路網が発達しており、レンタカー、タクシー、路線バス、定期観光バスなどで移動できます。レンタサイクルやレンタルバイクもあります。
所在地長崎県壱岐市
標高212.8メートル
面積139.42平方キロメートル
人口2万6千人
周囲191キロメートル
アクセス博多港から高速艇で約1時間10分、カーフェリーで約2時間20分
歴史・文化魏志倭人伝に、対馬国の説明の後に壱岐に関して次のような説明がる。「一支(いき)国に至る。官をまた卑狗(ひく)といい、副を卑奴母離(ひなもり)という。方三百里ばかり。竹木・叢林多く、三千ばかりの家あり。やや田地あり、他を耕せどもなお食するに足らず、また南北に市糴(してき・交易)す。」
これは、3世紀前半頃の様子を示していると考える。一支国は女王卑弥呼が支配する国の中には入っていないので、独立した小国だったのでしょう。その王都に比定されているのが島の南東部にある原の辻遺跡で、環濠集落の跡が発見されている。遺跡公園として整備されており、観光スポットとなっており、発掘は現在も続いている。
5世紀後半から7世紀前半にかけての古墳が島内に280基以上存在し、豪華な副葬品も発見されており、この時代にも王権が存続していたことを示している。また、前方後円墳も存在することから、大和朝廷の影響もうかがえる。
日本書紀に487年に壱岐から京都に月神が分霊されたとの記述があり、これが神社祭祀の始まりともいわれている。古墳時代から神社祭祀を中心とした時代へと移行していったことがうかがえる。壱岐には、今でも神社庁登録の神社が150社もある。
その後は、新羅からの賊の来週、刀伊の入寇、元寇、倭寇の跳梁など、国境の島ならではの立ち位置で歴史の舞台に登場することになる。
島内の古墳は、石室内に立ち入ることができるものも多く、一支国博物館や風土記の丘も整備され、多くの古代史ファンを引き付ける。また、多くの神社があるこの島は、神々の島と呼ばれ、御朱印帳巡りに訪れる人も増えている。
自然対馬暖流の影響で年中温暖な気候に恵まれた壱岐には、沖縄にも負けない美しい白浜のビーチと透明度の高い青い海がある。海水浴はもちろん、ダイビング、シュノーケリング、シーカヤック、パドルボートなど様々なマリンスポーツも楽しめる。
また、「猿岩」「左京鼻の夫婦岩」「蛇ケ谷」「鬼の足跡」など、自然の造形を楽しめる絶景スポットが多くある。
島の中西部には1500年の歴史を誇る「湯本温泉」があり、国民宿舎と6軒の旅館が軒を連ねている。公衆浴場もある。
特産品・グルメ壱岐で是非味わっていただきたいグルメは、豊富な海産物と壱岐牛。玄界灘の絶好の漁場の中に位置する壱岐では、冬場はブリ、マグロ、サワラ、春はヒラマサ、ヒラメ、タイ、夏はアワビ、サザエ、ウニ、ケンサキイカ、秋はスルメイカ、クエといった島グルメを味わえる。中でもウニは、ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニの3種類が獲れ、特にアカウニは九州以外ではあまり出回らない、幻のウニと言われている。郷土料理ウニのぼっかけ丼を目当てに島を訪れる人も多い。
壱岐牛は、全国のブランド牛の元牛になることも多く、肉質の良さで知られている。壱岐牛は、高級牛だが島内のレストランであれば比較的リーズナブルに食べることができる。
島内には、たくさんの食堂、レストラン、料理旅館などがある。人気のある食材は品切れになったり、漁の関係で入荷しなかったりする場合もあり、また人気店はかなり混雑するので、行く前に電話で確認することをおすすめする。
また、アスパラガス、イチゴ、メロンをはじめ野菜や果物も多く栽培されており、新鮮なものが味わえる。島内には7つの酒蔵があり、おいしいお酒もある。まさに、グルメ天国である。

☆壱岐の観光スポット☆

月讀神社(つくよみじんじゃ)

芦辺町にある、木々がうっそうと茂る中に鎮座する神社。月讀尊は、伊弉諾と伊弉冉のあいだに、天照大神の次に生まれた神。その後に生まれたのが須佐之男命である。京都の松尾大社内の月讀神社は、487年に押見宿祢が壱岐から分霊したものと言われている。暦、潮の満ち干、航海の安全などを司る。
壱岐市芦辺町国分東触464 芦辺港から車で約7分

猿岩

壱岐には八本柱と呼ばれる巨石がある。これは、島が動いてしまわない様に綱でつなぎとめるための柱であるという伝説がある。中でも有名なのがこの「猿岩」。猿の横顔にそっくりで、八本柱の中でも最も大きく45メートルもある。壱岐のシンボルとも言える存在。
壱岐市郷ノ浦町新田触870-3  郷ノ浦港から車で約25分

辰ノ島海水浴場

辰ノ島は、壱岐の最北端に浮かぶ0.16ヘクタールほどの無人島で、美しい砂浜、エメラルドグリーンの海、様々な奇岩が生み出す絶景を楽しめる。勝本港から船で10分ほどアクセスでき、遊覧船によるクルーズもる。辰ノ島の海水浴場は、壱岐の数あるビーチの中でも最も美しく、人気もナンバーワン。
辰ノ島渡し船・遊覧船 壱岐市勝本町勝本浦575-61

☆壱岐の宿泊施設☆

奥壱岐の千年湯 平山旅館

ビューホテル壱岐

壱岐ステラコート太安閣

☆壱岐に行くツアー☆


☆画像リンク☆